去る5月23日に開催されました第13回定時総会におきまして、前任の立石会長に代わり新会長選任のご承認を賜り、就任いたしました長峰政典でございます。 会長として力不足を感じておりますが、伝統と誇りある壱岐法人会の会長職をお引き受けするにあたり、その責任の重さを痛感しております。これまで会を築き上げてこられた諸先輩方のご尽力に深く敬意を表しますとともに、その志を引継ぎ、法人会の更なる発展に力を尽す所存でございます。役員皆様そして会員皆様のご協力を頂きまして、法人会を盛り上げて参りたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 さて、少子高齢化や経済の変動など、地域を取り巻く環境は日々変化しております。コロナ禍の3年間は、我々、小規模事業者は踏ん張れるだけ踏ん張りながら経営維持と従業員の雇用を守って参りましたが、状況は切羽詰まったものもあり、手放しでは喜べない状況にあります。しかしながら、立ち止まってはおられません。わずかでも光明が見えるときが来ましたので、壱岐経済活性のため、一層努力しなければと思います。 壱岐法人会は、法人設立以来36年が経過し、公益社団法人になって13年目を迎えました。その間にあっては、多くの会員皆様方を始め、関係機関の方々のご支援ご協力に支えられ、運営をして参りました。本会は会員数325社の小規模組織ではありますが、会員組織率は県下法人会にあって多年にわたり1位を維持する等、まとまりのある法人会と自負しているところでございます。 日本経済は緩やかに回復していると言われるものの、離島であります本市においては、著しい高齢化・人口減少という社会現象により、長引く景気の低迷等で法人会運営も大変厳しい状況にございます。このような中にあって、より公益性の高い活動を行いながら地域社会における牽引者としての役割を果たしていくことに努める事が私たちの使命であります。 会員皆様におかれましても、公益法人の理念をご理解頂き、より一層のご協力をお願い申し上げますとともに、関係上部機関にも更なるご指導を賜りますようお願い申し上げ、挨拶と致します。
|