去る5月25日に開催されました第11回定時総会におきまして、会長に再度ご承認賜り、就任することになりました立石でございます。 若葉が目にしみる季節となりましたが、会員皆様には、コロナ感染症も落ち着きを見せ、数年ぶりに春らしい季節を感じておられるのではと拝察いたします。 ご承知のとおり、本年に入り5月8日からコロナ感染症の感染リスクも第2類から第5類へ移行され、経済活動優先の状況に徐々に壱岐市内でもコロナ禍以前の経済活動に戻るのではと期待が寄せられております。コロナ禍の3年間で、我々、小規模事業者は踏ん張れるだけ踏ん張りながら経営維持と従業員の雇用を守って参りましたが、状況は切羽詰まったものもあり、手放しでは喜べない状況にありますが、立ち止まってはおられません。わずかでも光明が見えるときが来ましたので、壱岐経済活性のため、努力しなければと思います。
壱岐法人会は、法人設立以来32年が経過し、公益社団法人になって11年目を迎えました。その間にあっては、多くの会員皆様方を始め、関係機関の方々のご支援ご協力に支えられ、運営をして参りました。本会は会員数330名弱の小規模組織にすぎませんが、会員組織率は県下法人会にあって多年にわたり1位を維持する等、まとまりのある法人会と自負しているところでございます。
さて、日本経済は緩やかに回復していると言われるものの、離島であります本市においては、著しい高齢化・人口減少という社会現象により、長引く景気の低迷等で法人会運営も大変厳しい状況にございます。このような中にあって、より公益性の高い活動を行いながら地域社会における牽引者としての役割を果たしていくことに努める事が私たちの使命であります。 会員皆様におかれましても、公益法人の理念をご理解頂き、より一層のご協力をお願い申し上げますとともに、関係上部機関にも更なるご指導を賜りますようお願い申し上げ、挨拶と致します。 |